いすゞ自動車(株)は「ギガ トラクタ」シリーズに、国産トラクタで初めて機械式フルオートマチックトランスミッション「Smoother(スムーサー)-G」搭載車及び「EBS(Electric Brake System=電子制御式 ブレーキシステム)」装着車を新規設定し、10月10日 より全国一斉に発売する。
「Smoother-G」は、イージードライブ性?経済性を向上させる新型機械式フルオートマチックトランスミッションで、発進から停止まで完全自動変速を行うため、ドライバーの運転疲労を大幅に低減できる。また、マニュアル変速や微速走行にも対応しており、運行状況に応じた走行が可能である。 さらに、自動変速により、ドライバーごとの燃費やクラッチディスク摩耗のばらつきを低減する。
一方「EBS(Electric Brake System=電子制御式ブレーキシステム)」は電子制御によるブレーキ関係の総合コントロールシステムで、従来のABS/ASR(*)機能に加え、積載状態に応じてトレーラ側も含めた制動力の最適コントロールを行うことにより、トレーラ連結状態での制動安定性を向上させる。
*ABS(アンチロック?ブレーキ?システム):制动时の车轮ロックを抑制し、安定した车両姿势の确保に贡献する。
ASR(アンチ?スリップ?レギュレター):発进?加速时の车轮の空転を抑制し、安定した车両姿势の确保に贡献する。
- 1机械式フルオートマチックトランスミッション「Smoother-G」
国产トラクタ初の机械式フルオートマチックトランスミッション。発进からクラッチ操作が不要で、车速に応じ、最适段に自动的に変速する。主な特长は
◎运転疲労の低减
- トラクタの运転ではきめこまかいシフト操作が要求されるが、厂尘辞辞迟丑别谤-骋は発进から停止まで自动的にシフト操作、クラッチ操作を行い、16段ミッションをきめこまかく最适段に切り替えるため、イージードライブが可能となりドライバーの运転疲労を大幅に低减する。
◎燃费の向上?平準化
- 発进から停止まですべて最适なシフト操作、クラッチ操作を自动で行うため、ドライバーごとの燃费のばらつきが少なく、熟练度の高いドライバーに相当する省燃费运転ができる。
◎その他
- 発进时から停止时まで最适なクラッチ操作をおこなうため、ドライバーごとのクラッチディス摩耗のばらつきが减少し平準化される。
- クラッチペダルを使用した超微速走行が可能なため、荷役作业时のプラットホーム付けなどより繊细な操作が必要な场合はマニュアルミッション车同様に运転することができる。
- 自动変速时?マニュアル変速时共にミスシフトによるオーバーラン状态(*)を防ぐ机构が备わっている。また、シフトダウン时にはエンジン回転を、シフトアップ时にはミッションのカウンターシャフト回転を自动的に制御することにより、エンジンや変速ショックによる车両ダメージをやわらげ、安全、确実な运行をすることができる。(*エンジンが许容回転数以上に廻る状态。)
- 2EBS (Electric Brake System=電子制御式ブレーキシステム、7段トランスミッション車に標準装備)
电子制御によるブレーキ関係の総合コントロールシステム。トラクタのブレーキとトレーラのブレーキを、速度や重量の変化に応じて最适に制御するため、トレーラ连结时の走行安定性が飞跃的に向上する。主な特长は
◎制动安定性の向上
- 积载量に応じて、トレーラ侧も含めた车轴ごとの制动力を最适に制御するため、制动时の车両姿势が安定し、トレーラからの突き上げなどが减少する。
- 电気信号によりブレーキ制御をおこなうため、応答时间が短くなり、制动距离を短缩するとともに、空车?积车状态にかかわらず、同じ感覚でのブレーキ操作を実现する。
*「Smoother-G」、「EBS」を同时に装着する车型は现在设定しておりません。
<目標販売台数> ギガトラクタシリーズ全体で 800台/年
<ギガ トラクタ 东京地区希望小売価格>(消費税含まず)
车型 | 用途 | エンジン | 主な仕様 | 东京地区希望小売価格 |
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EXZ75J3XRZ | 重量品输送 | 10TD1 | Smoother-G フルオートエアコン 第5輪荷重 23.5トン |
18,135,000円 |
EXD52D3X5NTWA | 汎用 | 6WG1-TCS | EBS フルオートエアコン 第5輪荷重 9.0トン |
13,409,000円 |
以上