いすゞ自動車株式会社は、中型トラック 「フォワード」の积载量 4トンクラス車両に、経済性とイージードライブ性を両立させた新型トランスミッション「Smoother-F(スムーサー?エフ)」搭載車を新規設定すると共に、一部車型に酸化触媒をオプション設定するなどの商品力向上を図り、2月18日から全国一斉に発売する。
日本のトラック输送においては、ドライバーの高齢化?女性ドライバーの増加、セールス活动など运行业务负荷の増大により、运転操作の容易化が求められている。また、一方で取り巻く経営环境の厳しさから、运行経费の削减も求められている。
このようなニーズに対応し、いすゞは運行経費削減とセーフティードライブを実現するトランスミッションを設定してきた。 小型トラック「エルフ」では「デュアルモードMT」、大型トラクタ「ギガトラクタ」では「Smoother-G(スムーサー?ジー)」を市場に投入し、好評を得ている。 そして今回、さらに高まるこれらのニーズに対応するため、中型トラック「フォワード」の主力車型に、次世代の新型トランスミッション「Smoother-F」を搭載した。
「Smoother-F」は MT(マニュアルトランスミッション)とAT(オートマチックトランスミッション)それぞれの長所を併せ持つ新世代トランスミッションで、クラッチのペダル操作を必要としないため (アクセルとブレーキの2ペダルタイプ)、運転疲労が軽減され、安全性、快適性が向上する。
また、MTをベースにしているためエンジンから駆動系への動力伝達ロスが極めて少なく、MT車と同等の燃費を実現する。 さらに、クラッチ交換が不要になるため整備費用も削減でき、車両のライフサイクルコスト(*1)の低減に貢献する。
(*1:购入费用や维持费用など、车両寿命全体でかかる费用)
その他、今回の改良では、东京都环境确保条例(*2)に适合する、酸化触媒のオプション设定(6贬尝1系エンジン搭载车)や、平成13年騒音规制への适合(6贬尝1-狈エンジン搭载车)など、环境との调和を図っている。
(*2:东京都が施行する、ディーゼル车の排出ガスに含まれる粒子状物质(以下PM)排出基準)
<商品概要>
- 1商品力の向上
- 1クラッチペダルの無い新型マニュアルトランスミッション 「Smoother-F」 を6HL1エンジン搭載ショートキャブ 車に標準設定した。(標準キャブ車はオプション設定)。 これは、通常のマニュアルトランスミッションをベースに、クラッチシステムを 「フルードカップリング(*3)+湿式クラッチ」 に変更したシステムで、クラッチ操作はシフト操作、アクセル操作の信号を受け、最適なクラッチ操作をコンピュータが算出し、自動油圧制御で行われる。これによりドライバーは、クラッチ操作から開放される。 また、「Smoother-F」は ロックアップクラッチ(*4)により 2速からロックアップする機構を備えているため、動力の伝達ロスが非常に少なく、マニュアルミッション車と同等の燃費を実現している。
(*3:エンジンからの动力を流体を介して伝达する装置。マニュアルトランスミッションのような半クラッチ操作が不要で、简単でスムースな発进を実现する)
(*4:車速が上がると、フルードカップリング内の対向するタービンを、流体を介さず機械的に直結し、動力の伝達ロスを防ぐシステム。 「Smoother-F」では 10~15km/hくらいでロックアップ するため トルコン式ATに比べ動力の伝達ロスが非常に少ない。) - シフト操作をドライバーの意志で行うとともに、低速からロックアップできるため、通常のマニュアルトランスミッションと同等の燃费を実现する。
- クラッチ板交换の必要が无く、メンテナンスコストが安い。
- クラッチペダルの操作が无いため、ドライバーの运転疲労を軽减でき、安全で快适な运行を促进する。
- トルコン式AT同様、ギアが入っている状态でクリープが発生するため、荷役时のプラットホーム付けなど、微速走行が必要な场合でもブレーキペダルの操作だけで対応できる。
- クラッチペダルの无い2ペダルタイプなので、础罢限定免许で运転が可能である。
- 24バッグエアサスペンション 搭載 「フォワードマックス」の展開拡大荷台振動を低減し、高品質輸送を実現する「フォワードマックス」シリーズに、6HL1‐Nエンジン搭載ショートキャブ車を追加設定した。
<厂尘辞辞迟丑别谤-贵の特色>
高い経済性
安全性?快适性
その他
- 1クラッチペダルの無い新型マニュアルトランスミッション 「Smoother-F」 を6HL1エンジン搭載ショートキャブ 車に標準設定した。(標準キャブ車はオプション設定)。 これは、通常のマニュアルトランスミッションをベースに、クラッチシステムを 「フルードカップリング(*3)+湿式クラッチ」 に変更したシステムで、クラッチ操作はシフト操作、アクセル操作の信号を受け、最適なクラッチ操作をコンピュータが算出し、自動油圧制御で行われる。これによりドライバーは、クラッチ操作から開放される。 また、「Smoother-F」は ロックアップクラッチ(*4)により 2速からロックアップする機構を備えているため、動力の伝達ロスが非常に少なく、マニュアルミッション車と同等の燃費を実現している。
- 2环境への対応
- 16HL1系エンジン搭載車に、PM低減に効果を発揮する酸化触媒をオプション設定した。この酸化触媒は東京都の定めるPM減少装置(カテゴリー 5)に指定されている。
- 26HL1-Nエンジン搭載車に エンジンカバーを取り付けるなどの騒音対策を施し、平成13年騒音規制へ適合させ、周辺環境との調和を図った。
<目標販売台数> フォワードシリーズ全体で 15,000台/年
?フォワードシリーズ 东京地区希望小売価格? (消費税含まず)
車 型 | 主な仕様 | 积载量 | エンジン最高出力 | 东京地区 希望小売価格 |
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KK-FRR35K4SX(※) | アルミウィングボディ ショートキャブ Smoother-F |
4トンクラス | 6HL1-S 151kw(205PS) |
7,458,000円 |
KK-FRR35K3SXN | キャブ付シャシ ショートキャブ Smoother-F 平成13年騒音规制适合 |
4トンクラス | 6HL1-N 132kw(180PS) |
4,722,000円 |
以上