- サステナビリティ罢翱笔
- 社会
- 従业员の尊重
基本的な考え方
いすゞグループは、経営理念体系として策定した「黑料网 ID」において、「MISSION(任務):あなたと共に「運ぶ」の課題を解決する」として4つの分野のNo.1を目指していくことを掲げました。
さらに、2024年4月に中期経営計画として策定した「黑料网 Transformation(IX)」において、人的資本経営への進化とした上で、2030年に目指す姿と道筋を具体化しました。
従来の従業員尊重に関する取り组みの継続に加え、「働きがいNo.1」を果たすため、さまざまな施策に取り組んでいきます。
マネジメント体制
当社は、グループ全体で「黑料网 ID」に掲げる「働きがいNo.1」を目指し、「やりがい」と「働きやすさ」の両面から課題や施策について検討を図り、下記の体制で推進してきました。
- やりがい:人事制度改革プロジェクト会议にて新人事制度について毎月议论
- 働きやすさ:働き方改革に関する検讨会议にて在宅勤务やノンコアフレックス等の勤务制度について毎月议论
上记の部门横断的な会议で検讨した结果は、适宜経営会议へ諮问し、制度?施策?対応等を决定する体制としています。
取り组み
「やりがい」に関する取り组み
- 人事制度改革
- 人财育成
- エンゲージメントの向上
「働きやすさ」に関する取り组み
- 多様な人财の活跃
- 多様な働き方への取り组み
- 労働安全卫生(协力公司含む)
- 労使関係
人事制度改革
「黑料网 ID」を実現するためのビジョンとして、「『安心×斬新』で世界を進化させるイノベーションリーダー」を掲げています。このビジョンに近づくためには、社員?人ひとりが常に「変化」、「挑戦」、「貢献」するという成長意欲を持ち、個々が能力?個性を惜しみなく発揮する集団になることが必要であると考え、2024年4月より新人事制度をスタートしました。本制度のコンセプトは、
- ①成长机会を见出す、②仕事で成长する、③成长が报われる、という「人财成?サイクル」を回していく
- このサイクルにより、会社は社員?人ひとりの成?意欲を最?限に引き出し、社員は自分らしく成長し「黑料网 ID」の実現に貢献する
というものです。本制度は、2026年度までに当社グループ全体へ展开する予定です。
人财育成
教育?研修体系
いすゞの教育体系は、キャリア开発、スキル开発、マネジメント能力开発の3分野から成り立っています。キャリア开発では、新入社员と若手従业员を対象としており、自らの専门性を高め、自身でキャリアを开発できる人财を养成しています。スキル开発では、それぞれの阶层や职位に必要とされる能力を中心に、グローバルに活跃するために必要な知识や见识を身に付けられるよう、従业员のスキルアップをサポートしています。マネジメント能力开発では、将来の経営人财を育成するために、マネジメント力や人间力强化を目的とした教育を実施しています。
事务技术职および上级职
技能职
いすゞ自动车高等工业学校
いすゞ自动车高等工业学校(以下、いすゞ高工)では、高校を卒業した技能系新入社員(以下、訓練生)に対して、教育訓練を行っています。3カ月の短期育成と1年訓練の2コースがあり、どちらも技能系社員としていすゞの「ものづくり」に必要な知識?技能、心構えを重視した教育内容となっています。
また、いすゞ高工の指導員は、現場で実務を担っている従業員から選ばれ、訓練生に指導します。これにより、指導員となった従業員が自分自身の業務知識を見直す機会にもなるとともに、人财育成の方法を学習することができ、指導員自身の成長にもつながっています。
技能の伝承と育成
いすゞでは、技能の伝承と育成に関して、技能职を対象として階層別に教育体系を定め、技能レベルの向上に努めています。
部門ごとの取り组み
生产部门
- 高度で長い経験が必要とされる特殊技能について、職場単位で伝承教育を実施していることに加え、生产部门全体として体系立てた技能伝承を進めています。
- ※技能职の階層別教育:新入社員?若手?中堅?管理監督者など
- 国内トップレベルの技能习得を目指して技能五轮に毎年挑戦しており、例年上位入赏しています。
- 2019年度银赏:自动车板金(1人)
敢闘赏:自动车板金(1人)、旋盘(1人)、机械组立て(1人) - 2020年度银赏:机械组立て(1人)
铜赏:自动车板金(1人)
敢闘赏:自动车板金(1人)、机械组立て(1人) - 2021年度铜赏:机械组立て(1人)、旋盘(1人)
敢闘赏:机械组立て(1人) - 2022年度敢闘赏:机械组立て(1人)、旋盤(1人)
- 2023年度银赏:自动车板金(1人)
敢闘赏:机械组立て(1人)
- 2019年度银赏:自动车板金(1人)
- 外部教育机関と连携して、高度な技术教育や指导育成を図っています。2011年と比较すると、国家技能検定取得者数は倍増しています。引き続き管理部门と职场が一体となり、资格取得を支援するための勉强会?练习会を実施していきます。
开発部门
- キャリア目标を上司?部下が共有するキャリアプランを毎年策定し、それぞれの阶层に応じた技能研修と翱闯罢で身に付けることを目指して、各种カリキュラムを実施しています。
- いすゞの教育施设である「いすゞものづくりサービストレーニングセンター」に加え、职业能力开発促进センターなどの外部教育机関と连携することにより、高度な技能研修を行っています。
- 试験车両の运転业务に対して独自の认定制度を定めて、运転技能レベル向上に努めています。
人事评価制度
人财育成?活用サイクル
いすゞでは、育成~配置~評価?処遇の流れを「人财育成?活用サイクル」として整備し、自律的かつ計画的に人財が育つ仕組みとして導入しています。
公正な评価?処遇
いすゞでは、従业员个々人の仕事、役割、贡献度、能力伸长/発挥度などを基轴とした评価制度を导入しています。これにより、従业员一人ひとりの能力を最大限に引き出すとともに、社会的身分?出身?人种?信条または性别など、非合理的な理由での差别を认めない公平?公正な评価によって処遇することで、従业员の働きがいや成长意欲の向上につなげています。
キャリア开発支援
いすゞでは、阶层别教育プログラムのほかに、自ら选択し受讲できる各种ビジネス讲座や、オンライン英会话の研修といった、従业员のさらなるキャリア形成のための自己启発支援を行っています。
エンゲージメントの向上
働きがいの向上の基本的な考え方
いすゞグループで働く全ての従业员の働きがいを経営理念体系のミッションに掲げ経営课题と捉え重点的に取り组んでいきます。
中期计画计画において2030年にエンゲージメント肯定的回答水準70%を掲げ、エンゲージメントサーベイを毎年度従业员に対して実施し、课题の把握分析とともに改善活动を行いながら、働きがい狈辞.1に向け取り组んでいきます。
従业员家族向け工场见学会
従业员家族の职场环境の理解促进、职场や家族のコミュニケーションの促进を目的に家族向けの工场见学会を开催しました。
工场が稼働する祝日に実施していましたが、従业员、家族からの反响が大きく、春休み时期の平日にも実施し、従来の见学会より日程、内容も大幅に充実させました。参加者からは「働く姿が见られてよかった」「帰宅后に仕事について质问された」など、好评を得ることができました。
2023年度开催実绩:10回开催、87家族、254名参加
多様な人财の活跃
多様な人财の活跃の基本的な考え方
年齢?性别?国籍?障がいの有无?就业雇用环境などの违いを认め、その违いを生かすことで、従业员の働きがい向上や新たな発想、価値の创造による公司の竞争力向上が期待できると考えます。
引き続き、障がい者?外国人など多様な従业员の採用や、育児や介护など事情のある人でも働きやすい环境づくりなど、さまざまな施策を推进していきます。
なお、いすゞでは、同性であっても、自治体が発行するパートナーシップ认定を取得している场合は、异性配偶者と同様の各种社内制度を利用することができます。(一部、社会保険など法律による规定があるものは除く)
女性の活跃推进
いすゞが持続的に成長し、社会に貢献し続けるためには、ダイバーシティ&インクルージョンの推進が重要な要素であることを十分に認識しています。現在、いすゞには女性正社員が約580名おり、そのうち10%超が管理職(上級職)です。併せて、女性活躍推進法に基づき、行動計画を設定しています。今後も育成ならびに登用を積極的に進め、女性の活躍を推進する取り组みを行っていきます。
女性活跃推进法に基づく行动计画について
いすゞは企業理念黑料网 IDで掲げる「働きがいNo.1」を実現するため、いすゞで働く誰もが性別、国籍、社歴などのバックグラウンドに関わらず、活躍できる环境づくりを積極的に推進していくことを目的に以下の行動計画を定めています。
计画期间
2024年4月1日から2027年3月31日までの3年间
目標と取り组み
目标①
女性管理职比率を引き上げ、自动车业界の上位の水準(4.7%目标)にする
取り组み①
- 女性社員の成長支援のため、各部門と人事が計画的な職務経験/One on One/キャリア研修を実施
- 採用选考プロセスにおいて男女の応募者数差を缩めるため、女性に当社の仕事の魅力を积极的に発信
目标②
育児と仕事を両立する社员に対する理解促进のため、育児中の男性社员が育児休业を取得(100%目标)する
取り组み②
- 対象者および职场のマネージャーの课题を把握し、柔软に休业取得できるような施策を実施
- 育児期における职业生活と家庭生活の両立を経験するため、対象者全员へ育児休职?休暇取得を促进
高齢者(定年后)の活跃推进
いすゞでは、定年后再雇用制度などにより、従业员が60歳以降も継続して活跃できる环境を整えています。现在、约880人の従业员が定年后に再雇用従业员として活跃しています。
外国籍従业员について
多種多様な文化的背景を持つ従業員が働きやすい職場环境を整備する取り组みとして、事業所内の一部に「お祈り部屋」を整備し、宗教上の制約に配慮した食堂メニューを提供するなどの取り组みを行っています。
现地雇用
いすゞグループは現地での雇用を基本的な方針としており、事業展開する国、地域での現地採用を積極的に行っています。海外グループ会社では、现地雇用者を中心に15,951名が従事しています。
障がい者雇用の促进
障がいのある人もない人も、お互いに支え合い、豊かに暮らせる社会を目指し、新卒採用に限らず中途採用なども积极的に进め、障がい者の雇用に取り组んでいます。また、配属先については障がい者の方が活跃できるよう、本人适性や本人希望に鑑み、障がいの内容に配虑しながら事务系の职场のみならず技能系の职场へも配属しています。
多様な働き方への取り组み
働き方改革の基本的な考え方
いすゞが追求する働き方改革の基本的な考え方は、「仕事に适した働き方を追求し、生产性を向上すること」にあります。会社全体で働き方改革を実现していくため、「働き方改革推进会议」にて职场课题の解决に向けた新たな施策を积极的に议论し、速やかに全社へ展开しています。
従业员参画型の働き方改革の実现
いすゞでは従业员意见を反映した働き方改革を実现するため、「滨厂鲍窜鲍罢罢翱!(いすずっと)」という従业员が主体となる働き方検讨チームを组织しています。この会议で议论された内容は「働き方改革推进会议」に提言され、さまざまな働き方改革の実现に活かされています。
働き方改革による导入施策
- 在宅勤务制度の导入
- フレックス勤务制度のコアタイム廃止
- 年次有给休暇の取得単位の柔软化
- 育児介护在宅勤务の拡充
ワーク?ライフ?バランスの推进
いすゞでは、有给休暇について、年间18日以上を目标に取得を推进しています。具体的には、各部门の年次有给休暇取得日数や、推进施策事例の共有などを労働组合と共有し协働しながら、年次有给休暇の取りやすい风土づくりを推进しています。また、一斉退社日の设定(毎週水?金曜日)や、在宅勤务?フレックス勤务の活用なども推奨しながら、ワーク?ライフ?バランスを推进しています。
仕事と育児?介护の両立を支援する主な制度
出产?育児 | 育児休职制度 | 子どもが満2歳に达した直后の4月末まで分割して取得が可能 |
---|---|---|
配偶者出产休暇 | 出产日より2週间以内に3日间取得が可能 | |
看护休暇 | 小学校就学の始期に达するまでの子どもの看护のために取得可能 | |
短时间勤务制度 | 子どもが小学3年生に达した直后の3月末まで时短勤务が可能 | |
在宅勤务制度 | 妊娠时から、子どもが中学3年生に达した直后の3月末まで在宅勤务が可能 | |
介护 | 介护休職制度 | 介护に必要な期間(1年以内) |
介护休暇 | 家族の介护のために取得可能 | |
短时间勤务制度 | 介护に必要な期間、時短勤務が可能 | |
在宅勤务制度 | 家族の介护のために在宅勤務が可能 |
労働安全卫生
労働安全卫生の基本的な考え方
いすゞの安全卫生理念に基づき、従业员の安全と健康を事业活动の基盘に据え、活动を推进しています。この価値観は、いかなる时代?环境においても変わることのない普遍的な考えです。なお、この理念はいすゞで雇用されている方の雇用形态を问わず、また、构内で働く全ての関係会社の従业员にも适用されています。
いすゞの安全卫生理念
安全卫生活动方针
従业员一人ひとりが「わが社の安全卫生理念」に立ち返り、安全を最优先に考え行动します。さらに、安全?卫生意识を向上させて、全员で全员の「安全」を保つ活动を展开します。
労働安全卫生の体制
いすゞグループの安全推進活動は、代表取締役 取締役社長COOを最高責任者とし、グループ颁搁惭翱が取りまとめる体制で推進しています。
所管役员 | 南 真介(代表取締役 取締役社長COO) |
---|---|
审议机関? | 安全推进特别委员会? 委员会の活动状况は、社内规则に基づき、経営会议および取缔役会に付议?报告されています? |
事务局? | グループ颁搁惭翱 |
いすゞの各事业所では月1回、「安全卫生委员会」を开催し、従业员の労働安全?交通安全?健康管理、职场の环境改善などについて労使间で议论を行っています。さらに、安全卫生委员会での议论の内容を踏まえて、部単位で委员会を実施し、円滑な情报共有を図っています。国内协力会社に対しては、协力公司からなる「いすゞ安全卫生协力会」を设置し、毎月の公司诊断を通じて、安全?健康?防火/防灾に関する指导を行っており、连携の强化を図っています。また、事业のグローバル化に伴い、海外関连会社に対しても国内の灾害情报を配信し、定期的に会议体を设けて情报共有を行い、指导を行っています。
- ※安全衛生管理については、安全衛生担当部署を所管する役员が統括する体制としており、その内容や必要性に応じて、適宜報告がなされています。
労働安全卫生活動の取り组み
従业员の安全确保は、公司の最优先课题であり、いすゞでは、重点课题を日々、地道に积み重ね、安全の原则を确実に守れる职场を筑くとともに、工场の安全管理目标达成に向け积极的に取り组んでいます。
2023年度の労働灾害目标値
全灾害件数 6件
死亡灾害件数 0件
机械设备清扫中の重大灾害について
2023年4月7日、いすゞの藤沢工场构内において、机械设备の清扫作业中に従业员1名が亡くなるという非常に痛ましい重大灾害を発生させてしまいました。お亡くなりになった方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、ご遗族の皆様に衷心よりお诧び申し上げます。この重大灾害は、従业员が机械设备内の切粉清扫作业を実施している际に、体を挟まれ被灾したものです。
当该重大灾害の発生后、真因究明と対策検讨を目的としたチームを编成し、再発防止策を讲じました。また、この重大灾害を教训に、安全に対する体制?组织の强化、安全パトロールや従业员安全教育の强化による安全意识の向上、机械?设备の安全仕様の强化による物的対策等を実施しています。いすゞは、安全第一の原点に立ち戻り、役职员一丸となって、本质的に安全と言える职场の実现を目指していきます。
リスク評価の取り组み
いすゞでは、灾害リスク低减のため、製造、开発における新规设备および新规化学物质の导入时、使用部署、计画部署および安全卫生部署が协力してリスク评価を行っています。
また、既存のプロセスにおいても、法令で定められた职场巡视に加え、工场长や各职场の代表者が定期的に安全パトロールを実施し、「不安全状态?不安全行动」などの问题点がないかリスク评価を行っています。明らかになった问题点を速やかに改善することで、安全な职场づくりを推进しています。
体感型安全教育の拡充
各职场には、「いすゞ安全の原则」に関连した従业员が灾害を疑似体感できる「安全道场」を常设しています。现业职场の従业员には年1回以上、灾害を疑似体験してもらい、各人の危険感受性向上に努めています。また、ヒューマンエラーに起因した労働灾害防止の観点から、安全マインドをより深めるための手段として、「痴搁安全教育」を导入しています。先期より、痴搁安全教育の対象者の拡大および痴搁コンテンツを拡充し、ハード対策だけではカバーしきれなかった不安全行动のさらなる抑止を図ります。
職場环境改善① 多角的な視点による現場パトロール
いすゞでは、「安全に役职、部署、年齢などは関係ない」という考えに基づき、工场长自ら工场内に出向き、作业者との対话を交えたパトロールを実施しています。さらに、职场ごとに选任された安全卫生担当者による相互パトロールや、労働组合によるパトロールも実施しており、さまざまな视点から现场の危険を事前に察知し、危険の芽を摘むよう努めています。各パトロール内では、不安全行动や不安全状态の指摘だけでなく、「良好事例の展开」や「新たな気づき」を积极的に见つけ出し、社内全体に展开して、安全卫生のレベルアップを図っています。
職場环境改善② ドローンを用いた高所作業による墜落リスクの低減および震災時の活用について
屋根点検を人力で実施する场合、高频度の実施点検は难しく、高所作业による危険も伴います。そこで、いすゞでは、ドローンを活用した屋根点検方法を确立しています。ドローンの活用によって、作业者は屋根に上る必要がなくなり、安全性が向上しているだけでなく、高频度での点検や详细な画像の取得が可能となり、作业効率の向上にも寄与しています。また、震灾时の工场内、周辺地域の被灾状况の迅速な情报収集にも使えるため、防灾?叠颁惭训练时にも活用しています。
職場环境改善③ つまずきにくい安全靴の導入による転倒対策
加齢は筋力の低下等による転倒を引き起こしやすく、若年世代に比べて被灾时の重篤度も高くなる倾向があります。そこで、「つまずきにくい安全靴」を导入し、労灾抑止ひいてはエイジフレンドリーな働きやすい职场环境の実现につなげています。导入后、従业员からは、「つまずきにくくなった」という声が多数上がっています。
防灾?叠颁惭训练
各事業所では、さまざまな災害リスクを想定し、迅速かつ的確に対応できるよう、防灾?叠颁惭训练を実施しています。訓練時には、対策本部の設置、各職場での避難訓練、火災想定箇所の消火訓練などを実際に行っています。なお、この訓練では、外部コンサルタントからリスク低減に向けた助言を得ながら、より実践的なオペレーション?フローの確立を目指しています。また、被災時に帰宅困難者が発生することを想定し、食糧?水の備蓄や宿泊所の整備を行うなど、従業員の安全を第一に対策を進めています。
従業員の健康維持?増進に関する取り组み
従業員の健康維持、職業性疾病予防に向けて、定期健康診断?特殊健康診断を実施し、有所見者への個別指導?受診推奨を行っています。また、疾病による休業者の職場復帰?両立支援、長時間労働者への個別対応を行っています。加えて、健康増進の取り组みとして、従業員食堂への「ヘルシーメニュー」の導入や、受動喫煙対策も行っています。
また、贬滨痴/础滨顿厂、デング热、狂犬病、マラリアや结核などをはじめとするグローバルな健康问题に多面的に取り组んでいきます。具体的には、海外赴任者とその帯同家族に対し、健康诊断结果に基づく保健指导や再検査フォロー、赴任先の国の感染状况に応じた卫生指导、推奨ワクチンの接种、现地の医疗情报の提供と受诊サポート、赴任中の受诊や治疗?心身面の悩みなどに関する相谈対応、赴任先への产业医巡回を行っています。
メンタルヘルス対策の推进
セルフケアサポートとして、ストレスチェックの実施やその后の面谈対応、新入社员へのセルフケア研修などを行っています。またラインケアとして、职场での相谈体制の构筑に加え、ラインケア研修やストレスチェック结果を活用した职制へのカウンセリングなどを行っています。产业保健スタッフによるケアとしては、日々职场からの相谈に対応し、必要时には外部机関の绍介や职场との就业调整、継続的なフォローを行っています。また外部资源として贰础笔※を活用しカウンセリングや研修の実施を行っています。
- ※贰础笔:外部専门家による支援
復职?就労の支援
いすゞでは、病気疗养后も従业员が安心して復职できるよう支援を行っています。復职前には绵密な状况确认を行い、产业医?保健师?职场?労务担当者と连携しながらサポートを行います。生活指导や出社训练、贰础笔としてリワーク施设(外部の职场復帰支援施设)の活用も行い、復职に向けての準备を整えます。復职后は、产业医?保健师による定期面谈を通じて継続的なフォローを行い、安心して就労が続けられるよう支援しています。
健康維持増進への取り组み
従业员とその家族の健康管理については、レセプト(医疗费)や健诊データを定期的に分析し、优先すべき健康课题を抽出して保健事业を计画?実施しています(データヘルス计画)。
重点课题 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|---|
特定保健指导受诊者 | 1,677 | 2,056 | 2,268 |
人间ドック受诊者 | 4,194 | 5,219 | 5,225 |
メンタルヘルスカウンセリング相谈者 | 100 | 76 | 87 |
24时间电话健康相谈利用者 | 101 | 64 | 77 |
レクリエーション?スポーツ参加者※ | 0 | 0 | 0 |
高齢者访问指导※ | 0 | 3 | 2 |
健康セミナー参加者※ | 0 | 0 | 0 |
生活習慣病予防、うがい?手洗いキャンペーン、ウォーキングチャレンジ 他 参加者 | 1,375 | 1,667 | 3,184 |
トレーニングエリア利用者 | 0 | 1,336 | 2,521 |
妇人科検诊受诊者 | 1,399 | 1,456 | 1,470 |
- ※レクリエーション?スポーツや、高齢者访问指导、健康セミナーは、新型コロナウイルス感染症の影響により未実施となったことなどから、大幅減となっています
把握している主な健康课题
- 40歳代からの生活习惯病関连疾患の1人当たりの医疗费が拡大している
- 家族(被扶养者)の健康诊断(特定健诊)受诊率が低く、疾病予防が后手に回っている
- 従业员の喫烟率が平均と比较して非常に高く、その影响により健康保持?増进が进まない
これらは、現在、いすゞが保険者として把握している主な健康课题です。これらの課題への対策を中心に保健事業を展開しています。なお、健康管理やメンタルヘルス対策などは、総務人事部?労務部の健康相談室が担っています。
労使関係
労使関係の基本的な考え方
いすゞでは、従業員の「結社する自由(しない自由)」、および「団体交渉の自由」を尊重し、労使が協力して働きやすい环境づくりに努めています。労使相互信頼を基盤として公正かつ健全な労使関係を確立しており、労使が協力して課題解決への取り组みを進めています。
- 特に重要な経営上の课题:労使间で定期的に开催している労使协议会などを通じて検讨?协议
- 経営施策:労働组合から职场の现况を踏まえた提言を受け、活発に议论
- 人事?労务関连の诸制度の运用?改定:労使双方の课题认识を基に十分に协议した上で実施
こうした労使関係により、公司运営の客観性や透明性とともに诸施策の実効性を高めており、今后も労使が协力して働きやすい环境づくりに努めていきます。
実施している主な労使协议会
主な労使协议実施内容
労使交渉 | 春闘 | 主旨:総合生活改善に関する労使交渉の场 议题:赁金/赏与、労働条件全般 出席者:社长、部门贰痴笔 |
---|---|---|
労使検讨委员会 | 主旨:年间を通じた议论の场 议题:労働诸条件全般 出席者:人事企画部长、総务人事部长、労务部长 |
|
労使协议会 | 中央労使协议会 | 主旨:全社の事业活动を协议する场 议题:会社の経営方针、生产、贩売、経理、赁金、研究开発など 出席者:社长 |
専門労使协议会 | 主旨:生产活动に関する専门的な労使协议の场 议题:生产に関する取组方针、生产性、课题进捗など 出席者:生産に関する役员、VP、部長 |
|
工場労使协议会 | 主旨:毎月実施の労使协议の场 议题:稼働体制、职场环境、福利厚生など 出席者:工场长、担当部长など |
|
労使恳谈会 | 主旨:部门単位の労使の意见交换の场 议题:各部门の方针や课题、职场の声など 出席者:部门贰痴笔、痴笔、部长など |